ANYTONE AT-6666とCRE8900を修理依頼でお預かりしました。
AT-6666は送信していたら急に煙が出たというもの。その後、送信出力は1Wに落ちたそう。
取り敢えず金色のカバーを外して、MOSFET ファイナル FQP 13N10付近をチェックしてみます。
赤の矢印の部分に部品をカットした足が落ちています。
予想通りFQP 13N10は逝っていましたが製造過程で入ってしまった部品をカットした足のショートが原因です。
入っていた部品の足
焼けてしまったFQP 13N10
予備で持っていたIRF 520を付けてみる。
13N10は手持ちが無い為、IRF 520を2個交換してパワーが復活する。
仕様が異なるので若干パワーは落ちますがAM/FMで10W、SSBで20Wといった感じ。
取り敢えずこれで使ってもらって13N10を入手する機会があったら再度交換するとしましょう。
メーカーにクレームが効く故障レベルでした。
あれからマック君(Mckinley)はどうなったんでしょうか?
PRESIDENT Mckinley 再生プロジェクト パート3
ガンマレイにフロントフェイスをお願いする。詳しくは過去のエントリーを参照。
ガンマレイ グラフィックスにオリジナルのフェイス ステッカーをお願いしていました。
送料は$3.25に変更のよう。最初から透明ラミネート加工付で$20。
PRESIDENT Mckinley PC-893とJACKSON 後期 PB-042AE 蘇りましたマック君 どちらもAM/FM-SSBのモード
♪親ガメの背中に子亀を乗せて~ 状態。
JACKSON ASC 後期PB-042AE BDはスケルチを左に絞り込むとクリック音でASCが効く。
前期タイプはASCがPAになっている。前期 5バンド200CHに対して後期は 6バンド240CHになる。
最初はこんな感じだったんですがここまでして再生する人も多分いないでしょう。
+10KCと-5KC(+オープンクラリファイアー)が出来るので27.300MHzや15Aの27.145マイナス1KHzで27.144MHz等もQSY可能。
面白いのはAMをフローティングキャリア変調のプラス変調に改造するとMckinley(JACK)の方が上だという事。
パワーはMRF477のJACKSONだがそれだけではないのです。
この辺がCB機の面白いところですかねぇ。
※ブログで紹介している無線機はコレクションしている物です。送信テストはダミーロードを使っています。27MHz等でのハイパワー運用は止めましょう。改造は自己責任で。
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