まとめ

 
CB RADIO なう (まったりCB空間)
昔懐かしのCB無線、海外のCB無線機、エクスポート機なんかを紹介、改造、レビューします。主にAM/SSB機 やっぱCB Radioがいいなぁ
LAFAYETTE HB-625 VINTAGE CB RADIO Part 2

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広告はS9マガジンのADより HB-625A


ラファイエット HB-625系の改造、対策等を。
改造等は自己責任で。
Mods at your own risk!

Fズレの対策

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受信回路に付いているオシレーター11.730MHzのクリスタルに直列でTCを接続して補正。
この625はプラス側にズレている為。調整は⊿チューン、センターの位置で。

回路では11.730MHz直通でプラス、47pfでセンター、47+18pfでマイナス

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47pfと18pfの容量を変更するのもあり。これは水晶に追加でTC取り付け。

センターからプラス側にかなりズレてしまっていたのですがTC調整で⊿チューン、センターで1KHz台が5KHzに合いました。

尚、HB-525では+/-2KHzだった⊿チューンはHB-625では+/-1.8KHzに変更されています。


変調の強化

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AFアンプ部 TR18、TR19 ゲルマPNPタイプ TO-3 2SB407(337)×2(7A/30W×2)

前の記事でも書きましたが劣化したマイクユニットのせいか変調はこもった感じでした。
しかし、プッシュプルアンプ回路の帯域補正のFBコンデンサーは0.022μFが付いているのでもっといい変調が出る筈です。

マイクアンプのゲイン増加(TR-16、IC-2) AFアンプ側のレンジブースト回路の見直し等をしてマイクを変えたら全然違う変調になります。
追加でマイクアンプは使用しませんでした。これは無線機単体では大丈夫でもリニア等を接続すると回り込む場合を考えてです。

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HB-625を持っている方は追加配線等が分かると思います。マイクアンプ部は現在テスト中の為シークレット

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基板内部

ドライブ 2SC781 ファイナル 2SC1239と当時のオーソドックスなRFアンプ回路。

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クリスタルはロータリーSWに直付けタイプ 28MHzへの改造はちょっと面倒くさそう。
27.005MHzだとTXは23.290+14.990=38.280 38.280-11.275=27.005
         RXは38.280-11.730=26.550 26.550+0.455=27.005

改造する場合はHC 18/Uのリードタイプの足を使いましょう。

現在フローティングキャリア変調に改造中ですが中々面白いです。
キャリア1Wちょっと固定でテストしてますが、かなりいい違法CBの変調です。
やはり当時はノーマルで使っていて物足りない変調だったかも知れませんね。
パワー調整は後でバリアブルにする予定なのでまた進化したらエントリーします。


※ブログで紹介している無線機はコレクションしている物です。送信テストはダミーロードを使っています。27MHz等でのハイパワー運用は止めましょう。改造は自己責任で。



LAFAYETTE HB-625 VINTAGE CB RADIO

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Lafayette Radio Electronics (LRE) HB-625A AM 23 Channel CB RADIO

ラファイエットといえば、1920年に遠方に住むアマチュア無線家等にメールサービス(カタログ販売)で部品の販売を始めたのが始まりで受信機はご存知トリオがOEM生産しラファイエットブランドで販売していましたね。

トリオに限らずオーディオ、楽器などソニー、松下、マランツ、テスコ(現カワイ楽器)等日本のメーカーがOEM生産していました。
ラファイエットの一番の判断ミスはもうすぐ40CHへの拡張をFCCが認可する情報を先読みせず、旧式の23CH機に執着してしまった事でしょう。その為、沢山の不良在庫を抱えて莫大な損失を生む事になります。
1979年に倒産、ニューヨークの本店は1981年に閉鎖されています。

という事は1981年以降のラファイエットCB機は商標の使用許可をもらった製造メーカーやサプライヤーが生産していた事になります。
現在もヨーロッパでラファイエットブランドでCBが売られていますが当時のラファイエットとは無関係のようです。

HB-525、625系はネットで検索してもなかなか情報が無いので詳しく解説していきたいと思います。

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倒産する前に発売されていたHB-625系 価格は約190ドル(当時の価格で約57000円)

ラファイエットのCB機は回路図を見る限りサイバネットが設計していたようです。
トランジスター(ECB等の足配置)などの図が回路図に載っているところなど後期のPTBM基板に継承されています。

前期のHB-525との違いはRFノイズサイレンサー(NB)がON/OFF出来るようになった事。ANLは回路で常時オン。

受信時のランプは廃止され送信時オレンジが点灯、MODランプも兼ねていて変調でピカピカする。

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2nd IF 455KHz メカニカルフィルター

1st 11.275Mhz 2nd 455KHzの回路構成ですが455KHzはセラミックではなくメカニカルフィルターを使用しています。
メカフィルは選択度に鋭い特性を持たせる事が出来るため受信は隣の抑圧(カブリ)をかなりカットしてくれます。
PLL回路ではガサガサ言っている被りが625ではかなり抑えられています。流石メカフィルですね。

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リア側

EXT SPの他にEXという端子がある。これはCHセレクターがEXの時、AUX IN 外部入力で使えるジャック。

PRIVA COM端子はプライベートチャンネルの為のトーンエンコーダー接続端子。
PRIVA-COM Ⅲ等を接続しない場合は内部SPを使用する為のコネクタを接続。

黒の2本線は盗難アラームの接続線。
GNDと車のクラクションのリレーに配線し盗難時にクラクションが鳴るというもの。

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取り外したノーマルマイクユニット 変調はこもった感じ

ストックマイクは特殊な4ピン。下2つGND、真ん中MIC、上TX

ダイナミックマイクユニットは経年劣化で特性が変わっているのもあるが変調をチェックした感じではこもった感じ。
普通の4ピンに変更して違うマイクを使用出来るようにした方がいいと思います。
いろいろテストした結果、社外品で変調が劇的に変化します。

受信のFズレ、デルタチューンのマイナスで4CHだと27.005MHz付近になっいてる所や変調強化などまた時間があったら対策、改造のエントリーをしたいと思います。

40年位経っているのにしっかり受信するし送信も3.5W位出ているのは凄い事ですね。
メカフィル独特の受信音は過去にタイムスリップさせてくれます。



※ブログで紹介している無線機はコレクションしている物です。送信テストはダミーロードを使っています。27MHz等でのハイパワー運用は止めましょう。改造は自己責任で。




Cybernet SSB Base CB RADIO (Latest ver.PCB)

ユニデン、レンジャー系のエントリーが多いので、たまにはサイバネットの話題も。

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画像はebayより

サイバネット最後期の固定機、Midland 78-999 使用基板はPTBM080COX又はPTBM085COX

UK向けにFM.verも作られていましたね。

PTBMで始まる基板はクリスタル 23CH当時のPTBM027から始まっていると思います(ハンディPTBM023AOXあり)

033/036/038/039AOXと続いてコルトシリーズ(390 DX等)で有名なPTBM049/051/057AOX、COXなど。

SSBはPTBM048AOX、058COX コルトブラックシャドウSSBやユニバースSSB5600など。

最後期のPTBM080/085COX ミッドランド 78-999 GE スーパーベースなど。

エクスポート PTBM121D4X PTBM122DOX(Cobra 148 GTL B) 125A4X 131A4X 133A4X(Ham intl Multimode 3等)

エクスポートのPTBMが付く基板は133A4Xが最終基板でColt 2400やLafayette 2400FM、Superstar 2200等はPCMA001Sという基板に変わってしまいます(あの独特のファイナル部のヒートシンクが廃止される)

過去に紹介した偽物Cobra 148 GTL DXもPCMA001Sの基板です。

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画像はebayより GE SUPER BASE 3-5875A

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Midland 78-999と同基板、PTBM080/085COXを使用しているのですがマイクパワー(マイクゲイン)の他にスピーチコンプレッションというSWが付いています。どれ位深い変調になるのか興味ありますね。流石、当時の最高級固定機です。

しかし、当時のアメリカではやはりCobra 2000 GTLの人気が一番でワーストCBにサイバネットの基板が入っていたようです。

調整や改造で使える基板だと思います、特にSSBの受信音は好きですが。

逆にEUではハムインターナショナルのマルチモードシリーズが人気なんですよね(笑)