まとめ

 
CB RADIO なう (まったりCB空間)
昔懐かしのCB無線、海外のCB無線機、エクスポート機なんかを紹介、改造、レビューします。主にAM/SSB機 やっぱCB Radioがいいなぁ
Cobra 148F GTL DX+ Super Swing Mods

国内コンディションもぼちぼち上がってきましたね。

オールモード機でAMも使えるようにしたいという事で今回はCobra 148F GTL DX+にTGT(Top Gun Technologies)MD-1をインストールしてみました。
MD-1と言えばマグナムS9にも組み込まれてますが、S9はとうとうディスコンになってしまったようです。

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Cobra 148F GTL DX+ 画像はCobraworxshopz

この無線機は元々AMはキャリア5W位だとPEPで20W位までスイングします。
キャリア10Wまで上げるとPEPで見ると20Wプラスまでスイングするのですがアベレージで見るとあまりプラスしません。

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Top Gun Technologies MD-1 AM Modulator
Ranger、Galaxy、Clear Channel、SuperstarなどRanger系なら殆どの機種に取り付け可能です。

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改造前に電源部の電解Cを1000μFから2200μFに変更、定番の改造ですね。

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取説にはCobra 148F GTL DX+はリストに載ってませんが改造出来ます。
EPT 690010Z BDはR264(5.6KΩ)を取外しMD-1のオレンジ、黄色を配線。

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抵抗を取外しMD-1のオレンジ、黄色の線を配線した画像。
今回もリアにMD-1 ON、ノーマルの切替SWを取付け。

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2SB754には画像のようにレッド、ホワイトの線を配線。

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MD-1 ON/OFF SW取付けの画像。シリアルNO.からするとこれは444台目でしょうか。
※当時、限定生産600台だったようです。

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改造後、Dead Key (キャリア)2Wに設定、AVGは変調で14W、PEP 約40Wになりました。
VR14がAM Pow調整VRです。

コンプのCP-1は取り付けていないのですがMD-1をONするとノーマルより深い変調になります。
SWR/CAL VRをパワコン用VRにしようかと思ったのですがオリジナルのままにする事にしました。
とにかく面白い位、俗に言うプラス(フローティング)変調になります(笑)

MD-1は1000円ちょいで安いし(送料を入れなければ)、AM/SSB機等でAMの性能をもうちょい上げたい時は中々の優れものだと思います。

改造は自己責任で。Mods at your own risk!

※この無線機はコレクションしている物です。27MHz等でのハイパワー運用は止めましょう。


Palomar Digicom 100 SSB/AM by CPI

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1976年にPalomarが発売、Communications Power INC.が製作したDigicom 100。
AM 4W、SSB 12WのFCC規格。

23CHモデルとして発売されるがEPROMの書き換えで23CH以上QRV出来てしまうので最初FCCがライセンスしたのですが後から認可取り消しになってしまった無線機(笑) その為、市場には滅多に姿を現さなくて当時489から495ドル(当時のレートで約15万円)もして高価だった為、一般のCB'erはなかなか手を出せなかったようで現在コレクターズアイテムになっている1台。そして80年代に入り洗練されたデザイン、安価な日本製CB機との競争で敗北する事になります(ラジオミュージアムより)。

CHセレクターを見た限りクリスタル式に見えますがPLL式です。このDigicom 100のEPROMもEXPAND仕様です。

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プレジデント ジャクソンと大きさの比較。ジャクソンの約2台分の大きさでとにかくデカイ(笑)
重さは約4.3Kg

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当時のCB機との大きな違いはCHセレクターを2つ持っていた事。ちょっと離れたCHに移動する時は面倒くさかったりする。しかし慣れるとそれほど不便は感じない。

TX LEDはCommunications Power incのPowerの位置にレイアウトされている。なかなかのセンスです(笑)

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Sメーターとモードセレクター。Sメーターはシグナルレベルのみ表示。メーターランプは元々付いておらず、CH表示ランプの漏れた光が微かにメーターを照らしている。メーターにピンクLEDを取り付ける。他はオリジナルのままにする。

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クラリファイアはオープンになっていました。+/-1KHz位可変出来るようです。センター位置で周波数がずれていたのでAM/SSB共に調整。

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マイクはナサ純正と同じデザイン。(マイクだけは日本製)

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なんかやけにナサの純正マイクより軽いと思ったらセラミックエレメントが入ってます。
マイクピンは3ピン仕様。

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Digicom 100の内部。
当時高価な訳が分かりますね、工業製品レベルの作りです。半田なじみ不良もありません。

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PLL回路に実装されているEPROM
白の3本線は元々改造されていた-5KCの配線。27.300MHzも聞けますね。

取説にも23CH以上の周波数配列が載っています(笑)
30CHまではそのまま表示の通りでOKですが27.315MHz 31CH以上は60CHからになる。
なんと31CHからは5KHzステップになりハーフCHにもQSY出来るという・・・
99CHで27.505MHzになりFCCがライセンス取り消す訳ですわ(笑)

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RF基板側の10.7MHzフィルター。昔、仕事の関係で70年代のアメリカ製の基板を触った事があったのですがもろこんな基板でしたねぇ。

受信選択度とかやっぱりユニデン等の日本製に軍配があがりますがこれで聞いてると妙にノスタルジックな気分になります。

AMはしっかりフローティングするしSSBの変調も悪くありません。37年経った現在でも現役で使用出来る作りです。

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1977年に入りCP2000の固定機、CP180、CP300、CP400のモービル機(と言ってもかなりデカイ)がCPIからリリースされるのですが前に書いた通り日本製のCB機との市場での戦いで負ける事になります。

アメリカから当時のCB機、エクスポート機を輸入しても工場が台湾、マレーシア、フィリピンで設計が日本の無線機か日本製が殆どです。たまにはアメリカで作られた無線機を触ってみるのもいいかも知れませんね。

※ブログで紹介している無線機はコレクションしている物です。27MHz等でのハイパワー運用は止めましょう。



PRESIDENT JACKSON Replaced CH selector LED

GWはみなさんいかがお過ごしですか?
時間がちょっとあったのでPRESIDENT JACKSONを改造してみました。

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AM/FM 10W、 SSB 21W 前期タイプは5バンド200CH、後期タイプは6バンド240CH
基板はユニデン PB-042 ABから042AE
ドライブ 2SC2166 、ファイナル MRF477

最近SUPERSTARから復刻版が発売されています。フロントベゼルはシルバータイプ
発売しているショップは何件かあるみたいですが人気で品切れのショップも。
現行はJACKSON Ⅱですがヨーロッパの掲示板には受信音がノイジーでサイバネットのようだ(例えが可愛そう)とかあり、こちらの旧タイプがマニアには人気があります。
なぜこのPB-042基板が人気があって今だに使われているかこのVIDみれば分かります。


Superstar JA Receiving USA on 27.385mHz LSB SWL Australia 01/03/2013


SUPERSTAR(Ranger) SS JA

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ASCの付いた後期タイプ 6BAND PB-042 AE BD

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ファイナルはMRF477なのでラージタイプのヒートシンクが取り付けられている。PAジャックは周波数カウンターのコネクタを出す為に削除。珍しく外付けでSメーターが付けられる端子が。

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基本的にグラント、トーマスJ、OEMではスクーパー MKY550E、クレイグ L102やL132等と同じシャーシ、フロントレイアウト。

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後期タイプのマイクピンは6ピンタイプ 1.マイク 2.RX 3.TX 4.NC 5.GND 6.NC(13.2V)

使い勝手が悪いので4ピンに戻す。ユニデン、レンジャー配線に。

13.2Vの配線が後部電源コネクタから来ているのでショートしないように外す。

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セレクターBD PC-783とLED BD PC-960が垂直に半田付けされている所にCH 7セグLEDの片側が半田付けされているので外すのがちょっとだけ厄介です。16ピン慎重に半田を吸い取っていきます。

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レッドの7セグLEDを外した状態。

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PC-960の裏側。交換する7セグLEDを取り付けたらまた半田付けして元に戻します。
隣とショートしないように気をつけて半田付けしていきます。

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半田付けが終わったら正常に動作するかテストします。グリーンのRX LED、メーターのランプもLEDランプに変更。

RX LEDのブルーは3mmタイプであまり明る過ぎの為、このあと抵抗で暗くしています。

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E バンド12CH 27.555MHzをFC-30BTを接続して表示してみる。
カウンターを接続するならAM/FMはTP3のテストポイントVCOアウト、USB、LSBはモードセレクターに配線すると簡単です。

改造が終わったらフロントベゼル、ノブを取り付け元に戻します。

最近主流のブルー仕様の完成です。

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ユニデン第2世代のJACKSONと第3世代のGEORGEの2台。

5KHzステップの改造やパワーアップ等いろいろ改造情報があるので楽しめそうです。

バックノイズは静かだし、パワーもそこそこ、どこかで見かけたらゲットして損はない1台でしょう。

改造は自己責任で。Mods is at own risk.

※この無線機はコレクションしている物です。27MHz等でのハイパワー運用は止めましょう。